OKMusic、70~90年代の楽曲を集めた「大人ミュージック」をスタート
オウケイウェイブの子会社であるオーケーライフは、ソーシャルミュージックサイト「OKMusic」に新サービス「大人ミュージック」を追加する。あわせて「iTunes
Store」配信楽曲をOKMusic上で試聴、レビューできるようにする。サービス開始は7月初旬から。
OKMusic は、2011年9月にサービスをスタートしたソーシャルミュージックサイト。一般ユーザーやインディーズアーティスト、メジャーレーベル所属のアーティストまで、あらゆる楽曲を公開している。サイト内では自分が気に入った曲を知らせたり、コメントしたりでき、音楽を通じてコミュニケーションできることが特徴だ。
今回スタートする大人ミュージックは、1970年代から1990年代前半までの曲を集めたもの。J-POP、ロック、クラブ、サブカルなどのサブカテゴリーを用意するOKMusicの中で、新たなカテゴライズになる。
新サービスにあたり、同社では「新作CDが売りづらい市場の中、旧作CDのヒット作は一定の売り上げを上げている」「カラオケではCD以上に旧作の割合が大きい」といった音楽市場の動向に注目したとのこと。加えてスマートフォンが中高年層に普及したことを受け、スマートフォンで大人世代が楽しむ「懐メロ・コミュニケーション」を打ち出したいとしている。
サイトでは、楽曲の試聴ができるほか、ダウンロードサイトなどへの誘導を用意。楽曲に対するコメントなどを書き込むことで、ユーザー同士のコミュニケーションを促進させる。
オーケーライフの代表取締役である浅見公香氏は「ウェブサイトは何でも見られるポータルサイトから、サービスや興味によって細分化されたページへと人気が移行してきている。ソーシャルネットワークサービス(SNS)も同様に、何でもできるSNSから、今後は細分化された流れになると予測している。その中で『OKMusic』は音楽を手がけていく」とOKMusicの位置付けを話す。
OKMusicは、現在月間160万PV、8万UUで「日本最大の音楽ソーシャルサイト」(浅見氏)とのことだ。