グローバルなマインドを持つ人材のニーズに関する調査

 

高まる海外市場への注目と国内競争を背景にマルチリンガルで柔軟な人材を求める企業が増加

【東京2012年8月13日】人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役兼アジア地区オペレーション・ディレクター:クリスティーン・ライト、以下ヘイズ・ジャパン) は、グローバルなマインドを持つ人材に関する調査結果を発表しました。それによるとこのような人材を求める理由としては、「ますます進む市場のグローバル化に対応するため」が64%、「日本オフィスと海外の支店やパートナー企業、業者との関係を効果的に維持・管理するため」は58%と回答しています。さらに36%は「競合優位性を保つためにも、社員がグローバルマインドセットを持つ事が重要だ」と回答しています。

しかし、このような人材の発掘が「極端に」または「幾分」難しいと回答した企業は82%にのぼっています。にもかかわらず、52%はこのような人材を社内で育てるための施策について「特に何もしていない」と答えています。

ヘイズ・ジャパン代表取締役兼アジア地区オペレーション・ディレクター、クリスティーン・ライトは次のように述べています。「日本企業は従来から、長い期間をかけゆっくりと採用プロセスを進める傾向がありますが、現在さまざまな企業でグローバルなマインドを持つ人材の獲得に注力しています。企業が優秀な人材を確保したい、また競合他社に人材を奪われたくなければ、早い採用決断が必要となるでしょう。海外における日本企業の著しい成長が続く中、日本国内では多業種ににわたり熾烈な競争が展開されています。これを背景にグローバルなマインドを有する経験豊富な人材を求める動きが進んでいます」。

「ビジネスレベルの英語力を有する候補者は企業に高く評価されるでしょう。語学力を磨きなおすこと、もしくは英語を学ぶだけでなく、異文化についても学ぶことのできる外国で働くことを検討することも重要です。それにより、企業にあなたが職場でフレキシブルに働くことができることを示すことが出来ます。これは現在企業が求めている候補者の特徴でもあります」。

回答企業が挙げたグローバルマインドの重要な要素は第一に外国語、特に英語に卓越していること、第二に異文化への興味と順応力、そして第三に価値観、判断基準の多様性を受容できる柔軟性を備えていることでした。

その他の調査結果:
– 78%が最も重要な資質として「卓越したコミュニケーション・スキル」を挙げ、53%が「ビジネス・レベルの英語力」と回答
– グローバルなマインドを持つ人材ニーズに対応するため、外国人を採用した企業は40%、海外留学や海外就労の経験者をターゲットにしている企業は21%
– 既存社員を対象に英語のトレーニングを実施している企業は32%、英語力を高めるために社員を海外勤務させている企業は28%

調査実施日:2012年6月20日~26日

調査対象:日本の250社におよぶ人事・採用担当マネージャー

 

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ ジャパン株式会社


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