就活生のスマホ所有率は8割超 – 大学生のライフスタイル調査
マイナビは、2014年卒業予定のマイナビ会員を対象に実施した「マイナビ大学生のライフスタイル調査」の結果を発表した。
同調査は2012年12月27日~2013年1月17日に行われ、回答数は5700。
発表によると、就活生のスマートフォンの保有率は83.9%で、前年比24.6ポイント増となった。就職活動におけるスマートフォンの活用シーンを尋ねた質問では、「企業セミナーの予約、確認」や「地図の閲覧」、「企業からのメッセージ確認」を挙げる人が多い。
また、女子学生の4割程度は「SNSで学生同士の情報共有」にもスマートフォンを活用している。アプリについては「電車乗換アプリ」(74.7%)と「地図アプリ」(71.1%)の利用率が特に高く、「電車乗換アプリ」は74.7%、「地図アプリ」は71.1%の人が利用している。これらのアプリはセミナーや説明会などに参加する際などに便利で、就職活動に欠かせないツールになっていることがうかがえる。
「よく利用するソーシャルメディア・SNS」は、「Facebook」が61.7%でトップ。「Facebook」の利用率は前年から25.4ポイント増加。利用率59.6%の「LINE」が2位、利用率58.4%の「Twitter」が3位で、4位以下とは大きな差がついている。
就職活動におけるSNSの活用方法は「企業ページを閲覧するため」が72.3%、「就活仲間と情報交換するため」が41.9%などとなっており、主に情報収集・情報交換のツールとしての利用が多い。将来のライフスタイルに関する質問では、39.7%の学生が海外で働くことに興味を持っていると回答。
海外で働くとしたらどの地域が良いかを尋ねた質問では「北米(アメリカ・カナダ)」が59.9%、「欧州諸国」が58.8%で、欧米の方がアジア圏よりも高い人気となった。