Indeed(インディード)ではキャッチコピーを活用した方が良い?
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ndeed(インディード)を利用して採用成功につなげるには
ただ掲載するだけではなく、細やかな運用を行う必要があります。
Indeed(インディード)の運用に携わっている方であれば
様々な運用の「ノウハウ」や「コツ」等、「こうすべき」とされている
運用方法を、いくつか思いつくのではないでしょうか。
しかし、本当にそれは正しいことなのでしょうか?
めまぐるしく変化するユーザーの検索行動や
Indeed(インディード)の仕様変更によって
実際は「定説」といわれている運用方法が変わってきているのではないか、
そんな疑問を抱いている方も、多いことでしょう。
このブログでは、運用方法や効果改善の手法に関して
実際に検証し、定量データを取って考察するシリーズをお届けしています。
今回は、昨年から実装された機能「キャッチコピー」について検証しました。
キャッチコピーを利用すると、実際に効果が上がるのでしょうか?
キャッチコピーがある求人と、キャッチコピーのない求人を実際に掲載し、比較・検証しました。
ぜひ今後の運用にお役立てください!
目次
①検証内容
検証方法と内容について解説致します。
複数の求人案件をキャッチコピーあり/キャッチコピーなしの2グループに分け、
同期間で掲載し、その結果を比較・検証する
※求人案件選別時の注意点
・グループ分けの際は、ランダムかつ2つのグループの表示回数等がなるべく均等になるようなものを選ぶ
・その他の条件もなるべく統一する。(原稿を新しくしたり、原稿の中身を極端に変えたりしない。)
※キャッチコピーについて※
今回検証する「キャッチコピー」とは、
直接投稿による求人投稿での「求人キャッチコピー」(旧「求人PRタイトル」)項目を指します。
2020年10月以降、スマートフォンの検索結果表示へ反映されるようになりました。
(Mobile Page のみ)
■求人キャッチコピー項目
・直接投稿型のみで設定可能
・入力最大文字数は、40文字以内
・募集原稿同様に審査対象
・キーワード検索の対象外(2020年10月時点)
この項目が設定できるかどうかは、いまのところ企業(アカウント)によって異なります。
現在は個別での実装依頼は現在受け付けていませんが、徐々に全てのアカウントに
この項目が実装されていくと思われます。
(表示例比較)
キャッチコピーについて詳細を確認したい場合は、
下記の過去記事もご参考になさってください!
Indeed(インディード)アップデートで実装されるキャッチコピー「求人PRタイトル」とは?
②検証結果
それでは検証結果をみていきましょう。
■検証結果:クリック数
・スポンサーには、キャッチコピーなしの方が約27%多くなった
・オーガニックは、キャッチコピーなしの方が約30%多くなった
・案件全体でみると、キャッチコピーなしの方が 26.9%、クリック数が多くなった
■検証結果:クリック率
・スポンサーのクリック率は、キャッチコピーなしの方が約6.4%高かった
・オーガニックは、キャッチコピーなしの方が約3.5%高かった
・案件全体でみると、キャッチコピーなしの方が 6.6%、クリック率が高かった
上記のように、閲覧データに関しては、キャッチコピーを設定した求人よりも
キャッチコピーを設定していない求人の方が効果が良い
という結果になりました。
また、応募に関しては、キャッチコピーありの方で1件獲得できました。
③考察
今回の検証では、クリック数・クリック率は、キャッチコピーを設定しないほうが良い
という結果となりました。
キャッチコピーは、あるほうが、ない求人よりも
求職者の目を引くはずですが、今回なぜこのような検証結果となったのでしょうか。
その要因としては、以下のようなことが考えられます。
前提のグループ分け時のデータ数が足りず、誤ったグループ分けをしてしまった
現在のところ、キャッチコピーが検索結果に表示されるかどうかは
アカウントによって異っており、今回検証に使うことができる案件の母数が
そもそも少なかったことによるデータ不足が要因のひとつとしてあげられます。
今後、キャッチコピーが多くの案件で反映されるようになり、
検証する案件数が増えれば、結果が変わってくるかもしれません。
キャッチコピーが表示されない環境だった
キャッチコピーは、スマートフォンの検索結果表示にのみ反映されるため
ユーザーがPCアクセスやテスト外アクセスの場合は、キャッチコピーが表示されません。
ユーザーのアクセス状況をこちらで制限することが難しいため、この部分は
検証の仕方や結果の取り方を再度検討する必要がありそうです。
設定したキャッチコピーが、求職者に対してアピールポイントとなっていなかった
キャッチコピーは確かにユーザーの目を引きますが、だからこそ
ターゲットに刺さる文言・内容である必要があります。
今回選出した求人案件のキャッチコピーが、
ターゲットにアピールできるものではなかったのかもしれません。
キャッチコピーは、
「仕事のやりがい」「働く環境」「給与・待遇「キャリアアップ」…など様々な条件のなかから
競合に勝る自社の魅力・アピールポイントを限られた文字数で表現することが重要です。
この部分に関しては、直接効果改善につながるポイントでもありますので
さらなる研究・検証を重ねていきたいと思います。
今回のキャッチコピーに関する検証については
これらの要因をふまえ、検証する案件数や検証期間を見直して
今後、再度検証してみたいと思います。
番外:職種名の新しいポイント-絵文字
実は、職種名に絵文字を設定できることはご存じでしょうか。
絵文字は、すべて文字化けするという認識の方は多いかと思います。
しかしながら、調べてみると、条件に当てはまるものに関しては絵文字を追加でき
実際の検索画面にも表示させることができることがわかりました。
例)
職種名に関しては、基本的に関係のない内容を記載することは推奨されていません。
ですが、無料掲載で閲覧数に悩んでいる方であれば、試してみてはいかがでしょうか。
弊社では、Indeed(インディード)を利用した自社サイト集客・求人内容改善を行っています。
もっと詳しく知りたい、相談してみたいという採用担当者様は下記よりぜひお気軽にお問い合わせください。
Indeedについてのお問い合わせ先
個人情報保護方針
制定日 2017年11月1日
最終改訂日 2022年6月1日
株式会社デルタマーケティング
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