【Indeed(インディード)への掲載方法】クローリングと直接投稿、どちらが良いの?
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Indeed(インディード)に求人情報を掲載したい、と考えたときに
お悩みポイントとしてよく挙げられるのは、主に2つでしょう。
・有料で掲載するか、無料で掲載するか
・クローリングにするか、直接投稿にするか
今回は、「クローリングにするか、直接投稿にするか」で悩んだときのために
それぞれの投稿方法について、解説していきます。
(※無料掲載と有料掲載の違いについては、以前こちらの記事で解説していますので
ぜひこちらもご参考にしてみてください。)
Indeed(インディード)に求人情報を掲載するためには、以下2つの方法があります。
・クローリング
⇒Indeed(インディード)独自のプログラムがインターネット上のサイトを巡回し
情報を収集した結果が、Indeedサイトに自動的に掲載されます。
・直接投稿
⇒Indeed(インディード)にアカウントを開設し、直接求人情報を入力することで
求人情報を掲載します。
この2つの方法の仕組みや、考えられるメリット、
また、それぞれ効率や結果に違いがあるのか、
投稿方法による違いについて、掲載結果を検証・考察していきます。
目次
①検証方法
検証方法と内容について解説致します。
複数の求人案件をクローリング/直接投稿の2グループに分け、
オーガニック・スポンサーでそれぞれ同期間で掲載し、その結果を比較・検証する。
※求人案件選別時の注意点
・グループ分けの際は、ランダムかつ2つのグループの表示回数等がなるべく均等になるようなものを選ぶ
・その他の条件もなるべく統一する(原稿を新しくしたり、原稿の中身を極端に変えたりしない)
ここで、クローリングされる条件について、復習しておきましょう。
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①自社サイトに求人ページがある
まず、大前提として、求人情報が自社サイトに掲載されている必要があります。
他の求人情報サイト上の求人情報は、クローリングさせることができません。
(※一部例外もあります。)
②HTML形式で作られている
クローリングでは求人情報のテキストを読み込むため、HTML形式で記載されている必要があります。
PDFや画像で求人情報を載せている場合、クローリング対象となりません。
③応募方法が明記されている
どのように応募すべきか、応募方法が記載されている必要があります。
たとえば以下のような案内が記載されていれば問題ありません。
「〇〇まで履歴書を郵送ください」
「こちら(番号)までお電話ください」
「下記フォームよりご応募ください」
④仕事内容、勤務地、条件等がしっかり記載されている
仕事内容、雇用形態、給与、勤務時間・曜日、休日、勤務地、最寄駅等の情報が
しっかりと詳細まで記載されている必要があります。
⑤求人ごとにURLが指定されている
1職種×1勤務地ごとに、固有のURLを持つ、それぞれのページが必要です。
Indeed(インディード)上でも、それぞれ別の求人情報として表示されます。
※同時に募集している職種をすべて同じページで表示させている場合は
Indeedのクローリング対象となりません。
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全ての条件を満たしている採用ページを持っている場合は
アカウントの管理画面から、クローリング依頼の申請を送りましょう。
もし、申請して何日たっても掲載されない、という場合は
上記の条件を満たしていない可能性が高いです。
とくに④に関しては見落としがちなので、情報が十分かどうか確認してみましょう。
②検証結果
それでは検証結果をみていきましょう。
■検証結果:表示回数
・スポンサーでは、直接投稿の方が約44%多くなった
・オーガニックは、クローリングの方はインプレッションが発生しませんでした
・案件全体でみると、直接投稿の方が 62%、表示回数が多くなった
■検証結果:クリック数
・スポンサーでは、直接投稿の方が約24%多くなった
・案件全体でみると、直接投稿の方が 44%、クリック数が多くなった
※クローリングのオーガニックはお気に入り機能からの流入が推測されます
■検証結果:クリック率
・スポンサーには、クローリングの方が約34%多くなった
・案件全体でみると、クローリングの方が 46%、クリック率が多くなった
上記のように、閲覧データに関しては、
クローリング投稿よりも直接投稿のほうが効果が良い
という結果になりました。
③考察
今回の検証では、表示回数・クリック数は、直接投稿のほうが多くなる
という結果となりました。
直接投稿の方が、Indeed(インディード)が読み込みやすい形式になっているものと思われます。
また、クローリングの原稿のほうがクリック率が高くなった要因としては
クローリングの原稿には、写真や動画が掲載されていることが推測されます。
直接投稿、クローリング投稿の特性を知っておくと
状況や目的によって、使い分けることができます。
クローリングのメリット
・自動的に掲載されるため、複数職種を求人しやすい
⇒直接投稿を行う場合は、募集職種ごとに求人情報を入力しなければならないため
多数の職種を求人掲載したい場合、かつ、自社のサイトに求人情報を掲載している場合は
クローリング掲載したほうが、工数が削減できます。
・表現の自由度が高い
⇒Indeed(インディード)の検索結果から自社のサイトに誘導するため
様々な写真や動画を使って、より詳細なメッセージを魅力的に表現でき
ユーザーにアピールすることができます。
・ほかのアグリケーションサイトにも対応可能
⇒求人ボックスやスタンバイなどIndeedと同様のサービスに掲載する際に
対応しやすいことはメリットです。
サービスごとに原稿作成をしてしまうと、原稿内容の修正に手間がかかったり、
原稿内容やデータが煩雑になり管理できなくなってしまう可能性があります。
他サービスでも掲載したいと考えている場合は
クローリング掲載したほうが、工数が削減できます。
直接投稿のメリット
・求人情報が簡単に投稿・編集できる
⇒決められたフォーマットに入力していくだけで、簡単に求人募集が可能です。
また、掲載した後も簡単に原稿の修正や改善が可能なため、応募状況をみながら
ブラッシュアップしていくことができます。
・求人情報の注目ポイントを表示させるアイコン・ラベルが選択可能
⇒「社員登用あり」「昇給・昇格あり」「残業なし」「週1日からOK」など
注目ポイントを表示させる「タグ」機能を利用して、求職者にアピールできます。
ラベルに関してはこちらの記事も参考にしてみてください
・応募方法の選択が可能
⇒履歴書不要の「Indeedカンタン応募」や、履歴書必須の「Indeed履歴書応募」を
利用して、応募のハードルを下げることができます。
自社の求人案件の状況はいかがでしょうか?
自社サイトが古い、スマホに対応していない、応募フォームが無いなど
自社の求人ページに問題がある場合は、直接投稿のほうがよいでしょう。
また、早期に効果を出すなら直接投稿、サイト集客に使うならクローリングと
目的によって使い分けをすることによって、採用効率を上げることが可能です。
掲載を検討する前には、必ず自社の状況と、掲載の目的を確認するようにしましょう。
弊社デルタマーケティングは、直接投稿も得意とするIndeed(インディード)代理店です。
直接投稿での掲載企業が9割以上、同時掲載求人数が100件を超える運用も行っております。
直接投稿で効果を出していきたいという方は、ぜひお問い合わせください。
Indeedについてのお問い合わせ先
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制定日 2017年11月1日
最終改訂日 2022年6月1日
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