【2020年8月】Indeed（インディード）最新アップデート情報

【2020年上半期】Indeed（インディード）アップデート振り返り

Indeed（インディード）は、2020年上半期だけで、大きなアップデートを何度か行っています。
どのような仕様変更があったのか、振り返ってみましょう。

2月初旬：view of pageの全面導入

2020年2月には、モバイル・PCを対象に仕様変更が行われました。
このアップデートでは、求職者がIndeed内の直接投稿型ではないクローリングされた求人を閲覧する際には
必ず指定されたリンク先に遷移する前に、「Indeed求人詳細ページ」へ遷移する
という仕様に変更となりました。

ユーザーにとっては、サイト内を回遊しやすくなり、
自社サイトや採用ページが見づらかったり、使い勝手が悪かったりする企業にとっては、
求職者に負担をかけずに求人を見てもらえる一方、
Indeed（インディード）から、直接自社の求人募集ページへ送客していた企業にとっては
自社サイトへの流入数が減少するため、対策が必要でした。

（参考記事）Indeed（インディード）の仕様変更で対応しておくべきこととは？

3月：アプリリニューアル

2020年3月には、アプリがリニューアルされました。
求職者のニーズに合わせて設計した「発見メニュー」や100を超える「フィルター機能（絞り込み機能）」等の
機能を追加し、より直感的に使いやすいアプリへと生まれ変わりました。

特に「発見」メニューの追加が大きなポイントで、このメニューにより
仕事探しのトレンドや人気の条件が自動的に抽出され、タグとして表示されることで
ユーザーの仕事探しがより簡単に、より使いやすくなりました。
求職者側だけでなく、採用側も、このメニューをチェックすることで
求職者のニーズやトレンドをいち早く理解し、取り入れることが可能です。

（参考記事）Indeed（インディード）のアプリがもっと便利に！

6月：FE基準額変更

6月には、Indeed(インディード)の求人票に、キャッチコピーの設定画面が追加されました。
この項目によって、自社の魅力や強みをよりアピールしやすくなりました。
また、中小企業を対象とした採用支援プランとして、「注目の企業」パッケージが
これまでよりも低価格で利用できるようになりました。
金額面でかなりハードルが下がりましたので、利用を始めた企業様もかなり多くいらっしゃいます。

（参考記事）【2020年6月】Indeed（インディード）の最新ニューストピックス

2020年上半期のアップデートについて振り返ってみましたが、いかがでしょうか。
それぞれに仕様変更の内容をキャッチアップして、対応が出来ていますでしょうか？

それでは、最新のアップデートについて確認していきたいと思います。

【2020年8月度】最新アップデート情報

今回の仕様変更によって変わるのは
スポンサー求人（有料掲載）の表示箇所です。

これまでは、検索結果の上部と下部にスポンサー求人が表示され、
無料掲載の求人(オーガニック求人)を挟む形で位置していました。

アップデート後は、固定位置ではなくなり、
有料・無料に関わらず混ざって最適化された形で表示されるようになります。

（※図はイメージです）

《変更スケジュール》
2020年8月より徐々に切り替えが行われており、
2020年8月31日には100%切り替えが完了する予定です。

この変更によって、どのような影響があるか考えてみましょう。

仕様変更によって起こりうる影響と対策方法

有料掲載が固定表示ではなくなるということは、
一番上位に無料枠が掲載される可能性もあるということですから
無料掲載にとって、有利なアップデートかと思われるかもしれません。

しかし、有料掲載（クリック単価）による表示順位への影響は
今後も重要なポイントであることに変わりありません。
ですので、今回の仕様変更によって以下のようなことが考えられます。

有料掲載の求人がより見られやすくなる

今までは1ページ当たりの有料枠数は固定（PC表示）でしたが
仕様変更後は入り混じった状態になることで、1ページに表示される有料原稿の数が増える可能性は十分にあります。
そうすると同じクリック単価でも、今までより早い段階でユーザーに表示させることが可能になり、
結果として応募を集めやすくなるかもしれません。

無料掲載では応募獲得がしにくくなる

今までは1ページ当たりの無料枠数も固定（PC表示）でしたが、
仕様変更後は固定ではなくなり、無料掲載が一切乗らないページが出てくる、ということも考えられます。
そうなると、今までであれば1ページ目に表示されていた無料原稿が
2ページ目、3ページ目とどんどん落ちていき、ユーザの目に触れにくくなります。
必然的に無料掲載の閲覧数は減り、結果として無料掲載での採用は難しくなるかもしれません。

上記はあくまでも予測ですので、この仕様変更によって実際どうなるかは
いまの段階で確証はありません。
しかし、どのような影響があるか仮説を立て、前もって対策方法を検討することは
運用の見直しにもなり、今後必ず役に立つでしょう。

まずやるべきことは、影響度合いの確認です。
有料・無料問わず、現在求人を掲載している方、また掲載を検討していらっしゃる方は
9/1に必ずIndeed（インディード）の検索画面を確認しましょう。

そうすることで、仕様変更によって起こっていることと
今後どのようにIndeed（インディード）を利用していけばよいかの検討材料を集めることができます。

無料掲載のみの企業様は、この機会に少額でもよいので、
有料掲載してみるのもよいかもしれません。

もちろん弊社でも随時情報を発信していきますが
もし、運用に不安がある方、対策方法を知りたい、という方は
Indeed（インディード）の運用・分析・採用提案を行っている
当社、株式会社デルタマーケティングにご相談ください。

今後、めまぐるしく変わってゆく環境に合わせて、Indeed（インディード）も採用活動も変化していくでしょう。
採用成功に向け、各業界の動向やトレンドに関して、最新の情報をインプットしていくことが重要です。