【2021年10月】求人ボックスの大型アップデートとは
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目次
入札単価の調整機能
まずひとつめにご紹介するアップデートは、入札調整機能の追加です。
手動で設定した入札単価をベースにして
・時間 × 曜日での調整
・注力キーワードごとの調整
の2つが可能となる機能が追加されました。
時間 × 曜日での調整
時間帯(0~8時 / 8時~16時 / 16時~24時)と、曜日(月~日)を掛けあわせ、
50%~200%の間を25%区切りで、入札額の強弱をつけることができます。
スケジュール別配信を設定したい場合は、
管理画面のスケジュール別の配信設定の項目で「設定あり」を選択します。
<管理画面>
入札単価を調整したい箇所の「マス」をクリックし、調整したい割合を選んで
「変更」ボタンを押すと、設定完了です。
例えば、土日の昼に応募が多くなる傾向がある場合は
「土曜日」「日曜日」の「8時~16時」の入札を「175%」に設定して露出強化したり、
反対に平日の深夜に獲得がほとんどない場合は
「月曜日」の「0時~8時」の入札を「50%」に設定して抑制する、
といった調整を行うことで、効率のよい配信が可能となります。
・注力キーワードでの調整
注力したいキーワードに対する、入札単価の調整が可能となりました。
こちらも、管理画面の配信設定の項目で「設定あり」を選択します。
<管理画面>
調整できるキーワードは、記述式で単語1語を入力し、最大5つまで設定できます。
キャンペーンで設定されている入札単価以上、1,000円以下の範囲内(1円単位)で
キーワードごとに入札単価を設定でき、入札単価が高いほど配信量が増える仕様となっています。
設定されたキーワードが検索キーワードに1つでも一致していれば、入札調整が適用されます。
例:キーワードに「事務」を設定した場合
検索キーワード「事務 バイト」 ⇒ 入札単価変更
検索キーワード「経理事務」 ⇒ 入札単価変更なし
急募の職種キーワードや、人手不足なエリアのキーワードなど
配信量を増やしたいキーワードで入札を強化しながら、全体の単価を調整して運用しましょう。
レポート機能の強化
次に、追加されたレポート機能について解説します。
配信スケジュール、キーワードによる入札単価調整機能の追加に伴い
配信レポートに関しても、スケジュール別とキーワード別に分析できる機能が拡充されました。
時間別レポート
時間別レポートでは、アカウント全体の傾向やキャンペーン毎の傾向を確認することができます。
集計可能期間:過去30日前~昨日
指定可能項目:キャンペーン/デバイス
キーワード別レポート
キーワード別レポートは、人気のあるキーワードや効率の良いキーワードを探すのに役立ちます。
※集計対象キーワードは、指定期間内で表示回数が30以上発生しているキーワードのみです。
集計可能期間:過去60日前~昨日
指定可能項目:キャンペーン/デバイス
どちらのレポートも、集計対象とするキャンペーンを絞り込むことができます。
このレポートを用いて細かい粒度で分析を行い、その結果
時間別・注力キーワード別の入札単価調整に反映させることによって
日予算の最適化や、キーワードの入札単価最適化をさらに強化することができます。
有料掲載のページ遷移変更(スマホ)
次に、スマホデバイスでのページ遷移の変更に関して解説致します。
これまでスマホデバイスでは、求人ボックスを閲覧した際、
無料掲載と有料掲載とで、ページ遷移が大きく異なっていました。
【これまでのスマホデバイスページ遷移】
有料枠:求人ボックス一覧画面 ⇒ (クリック) ⇒ 掲載元サイト
無料枠:求人ボックス一覧画面 ⇒ (クリック) ⇒ ジョブビュー ⇒ 掲載元サイト
アップデート後は、有料枠も無料枠と同様に
クリック時の遷移先が求人ボックス上のジョブビューへ変更されます。
このアップデートは
これまで無料掲載と有料掲載で異なっていたユーザー体験を統一させることによって
求人検索の利便性を高め、利用機会の増加、配信量の増加を目的としています。
このページ遷移の仕様は、2021年10月現在、Indeed(インディード)と同様のものです。
ただ、この仕様変更によって、求人ボックスから自社サイトに流入するまでに
1ステップが増えてしまうため、そこで離脱する可能性があることが懸念点です。
アップデート後は、しばらくこの経路の増減を注視したほうがよさそうです。
Indeed(インディード)でも、2020年2月ごろに同様の仕様変更が行われており、
求人ボックスは後追いする形で実装しました。
(参考)Indeed(インディード)の仕様変更で対応しておくべきこととは?
Indeed(インディード)ではこのページ遷移による流入数を防ぐための対策として
案件詳細への情報の落とし込みや、「企業ページプレミアム」の活用をお勧めしています。求人ボックスにも同じことが試せるかもしれません。
XMLフィード連携時の機能拡充
最後に、XMLフィード連携を利用して掲載する場合のアップデートをご紹介します。
画像連携オプション
XMLフィード項目に、画像連携用の項目「imageUrls」が追加され
この項目に画像URLを記載すると、その画像を広告枠へ掲載できるようになります。
連携できる画像は、求人あたり 最大 6 枚 まで可能で、
検索結果に反映される画像は、1枚目となります。
画像連携を行う場合は、登録可能な画像のサイズや容量を確認しましょう。
応募ページへの遷移先指定
この変更は、上記でご紹介した「スマホでのページ遷移の変更」によって
懸念される「ユーザーの離脱率」を抑えるために役立ちます。
XMLフィードの「applyURL」に該当求人の応募ページURLを設定すると
求人ボックスのジョブビュー(案件詳細ページ)から掲載元へ遷移する際の
遷移先を応募画面(応募ページ)にすることが可能になりました。
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(変更前)
求人ボックス一覧画面 ⇒ (クリック) ⇒ ジョブビュー ⇒ 掲載元サイト(詳細ページ)
↓
(変更後)
求人ボックス一覧画面 ⇒ (クリック) ⇒ ジョブビュー ⇒ 掲載元サイト(応募ページ)
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ユーザーがジョブビューを閲覧した後、直接応募ページに遷移することで
応募までの画面遷移が少なくなるため、応募しやすい導線を作ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のアップデートは、求人ボックスの
リスティング広告の価値向上を狙ったものになっています。
直接投稿を強化していくIndeed(インディード)とは対照的に
求人ボックスは、まずはサイト連携を充実させていくようです。
今回は採用ボードについてアップデートはありませんでしたが、
Indeedの直接投稿ではできるキャンペーン機能や一括投稿機能なども検討しているようなので、近いうちに実装されるかもしれませんね。
またIndeed(インディード)と同じような機能を取り入れつつも、
独自の機能を追加し、今後もIndeed(インディード)とは差別化を図っていくのではないでしょうか。
Indeed(インディード)で効果が落ちてきた、または求人の面を増やしたい、
という場合は、求人ボックスでの掲載を検討してみるとよいかもしれません。
弊社では、求人広告の運用・市場分析・採用提案を行っています。
「Indeedでは頭打ちになってきたから、他の媒体を検討している」
「最近求人ボックスの効果が良いと聞くので、情報が欲しい」など
Indeed(インディード)以外の媒体、求人ボックス・スタンバイ・careerjetなどの
取り扱いもございますのでお気軽にご相談ください。
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