インターンシップに挑戦して良かったと思いますか?-インターンシップ振り返り調査
人材採用コンサルティング会社のジョブウェブは、2014年度卒業予定の学生321名を対象に、「インターンシップ振り返り調査」を実施。その結果、インターンシップ後、9割が「参加して良かった」、「成長できたと思う」と回答し、就職活動への自信がついた学生は6割強にのぼることがわかった。調査期間は10月2日から10月10日。
「インターンシップに挑戦して良かったと思いますか?」とたずねたところ、97.2%が「良かったと思う」と回答した。
インターンシップに挑戦して良かったと思う理由としては、「就職活動や働くことへのモチベーション向上」や「優秀な学生との出会い」、「業界や会社についての理解の深まり」、「自分の強み・弱みへの気づき」、「社会人との交流」などがあげられ、インターンシップ選考を受けた経験が本採用に生かせるという声も寄せられている。
また、「インターンシップを通じて成長できたと思いますか?」という質問でも、95.6%(「成長できたと思う」63.2%、「やや成長できたと思う」32.4%)が「成長できた」と回答。
インターンシップを通じて学んだこと・得た物に関しては、「グループディスカッションやグループワークでの振る舞い方」、「ロジカルシンキング(論理的思考)」、「マーケティング・プレゼンテーションスキル」、「ビジネスマナー」などのスキルや、「社会人としての自覚」、「仕事に対する姿勢」、「コミュニケーションやチームワークの大切さ」といったマインド面での気づきが多数あげられている。
また、「インターンシップで出会った仲間」というコメントも見られた。
さらに、「インターンシップ参加後、就職活動への自信は変化しましたか?」と質問したところ、66.4%の学生が「参加前より自信がついた」と回答している。
その理由としては、「選考を経験したこと」、「企業に求められるレベルが分かったこと」、「優秀な学生の中でも頑張れたこと」、「自分の強みが分かったこと」などがあげられた。
一方、「選考に落ちたこと」、「周りの学生の優秀さに圧倒された」などにより逆に自信を失ってしまったという学生もわずか(8.1%)に存在したが、その中でも「この経験をバネにさらに努力したい」といった前向きなコメントが多数みられる。