「個社説明会、どう活用した?」アンケート結果
参加した個社説明会の平均社数は22.5社。先輩たちの個社説明会での失敗談や活用方法も公開。
就活を経験した大学4年生・大学院2年生831人(うち男子学生354人、女子学生477人)を対象に、アンケート調査を実施。(調査協力:株式会社クロス・マーケティング、調査期間:2012年12月8日~9日)
就職関連イベントに続いて、企業が個別に行う個社説明会が本格的にスタートするこの時期。個社説明会の参加状況や、個社説明会での失敗談、説明会の活用法について、先輩たちに尋ねました。
まず、個社説明会に参加したかどうかを尋ねたところ、全体の84.1%が「参加した」と回答。大多数の学生が、個社説明会に参加したことがわかりました。属性別に見ると、女子学生と学部生、文系学生に、「参加した」と回答する学生が多い傾向が見られました。
次に、何社の個社説明会に参加したかを尋ねたところ、「1~5社」が21.5%、「11~20社」が21.2%、「21~30社」が19.6%で続き、平均は22.5社という結果になりました。属性別では、女子学生と学部生、文系学生に参加した会社の数が多い傾向が見られました。
最後に、個社説明会での失敗談や活用法について具体的に挙げてもらったところ、「駅からリクルートスーツ姿の就活生について行ったら、別の会社の説明会場に着いてしまったことがあった」「夜行バスであまり眠れない体質なのに、夜行バスで遠距離にある説明会場に行ったところ、説明会の間中うたた寝をしてしまい、どんな話があったのか全く記憶がなかったことがある」「説明会終了後に人事担当者のところに行って質問をしたら、好印象だったようで、顔を覚えてもらえた」「A4サイズのノートに、1社1ページくらいの量でメモをとる。メモするのは自分が気になるキーワードだけにすれば、後で読み返しやすいし、エッセンスだけが詰まった自分だけのメモになる」といった声が寄せられ、失敗しながらも、独自のノウハウを編み出して説明会を活用している就活生たちの姿が浮かび上がる結果となりました。