10月以降の施策はお決まりですか?内定者フォローのアプローチ

7月の第一広栄社の人事担当者向けアンケートでは、約3割の企業がこれまでも内定者アルバイトに取り組んでいるとの回答をいただきました。また、「内定者の入社前にアルバイトに興味がある」というご担当者はなんと8割にものぼりました。これは、内定を出した学生と相互の理解を深め継続的にコミュニケーションをとりたいという意識の表れだと考えられます。

 

とはいえ、社内の現場で内定者の対応をするにも限界があるというケースもあるかと思います。そんな際には、やはりメールやインターネットを活用したオンラインでの「継続的なコミュニケーション」とリアルの場での「動機づけ」を組み合わせていくことが有効でしょう。内定者懇親会などを企画すると内定者同士がお互いのコミュニケーションを図るのは過去からもあった流れです。数年前であれば、メーリングリストやクローズドの掲示板などを活用していたものが、昨年からはFacebookなどのSNSなどを使ってコミュニケーションをとるようになってきました。さらに今年は、LINEというスマートフォンの電話・コミュニケーションアプリを使う内定者たちも多くいるようです。内定者は、自分たちでも相互につながっていきますが、人事担当者はなかなかその中には参加しにくいものです。

 

そこで、そのような内定者の自然発生的なコミュニケーションの場は認めながらも、人事からのコミュニケーションを効率的に伝えるコミュニケーションのインフラを準備しておくことが必要です。もちろんメールなどでも構いませんが、最近では内定者とのコミュニケーションに特化したSNSも登場しています。提出物管理やアンケート機能など内定辞退を早めに知ることができる仕組みを実装したものもあるようです。ポイントは、人事が情報発信を行い、学生に手軽な返信や反応を返してもらうというコミュニケーションを繰り返していくことです。

 

継続的なコミュニケーションを行う中で、内定者に実際に集る機会が持てるのであれば、ただの懇親会にするのはもったいないでしょう。内定者に、入社に向けて会社の一員としての当事者意識を持ってもらう上では、「14年採用の改善策」などを考えてもらうほか、来年の4月に向けて自己がどうなっていればいいのか目標を持ってもらう機会を作ると良いでしょう。改めて自己の強みを認識し、4月までにどのような状態になっていれば社会人として良いスタートがきれるのか、2時間弱のワークショップでも考える機会を持たせることができるでしょう。10月の内定式の際やその後のフォロー施策として検討してみてはいかがでしょうか?

 


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